ワンちゃんが別の動物に?アルパカカットもかわいい

トイプードルを飼っている方のなかで、少し今までのヘアースタイルに飽きてきてしまったということがあるのではないでしょうか。

定番のテディーベアカットもとてもかわいらしいですが、たまには今までと大きく変えてみるのもおすすめです。

なかでも特殊なカットとしてインパクトがあるのは、「アルパカカット」になります。

動物のアルパカに似せたカットを行うことで、トイプードルが別の動物に見えることでしょう。

近所でも人気が出る可能性もあるので、気になった方はぜひお試しください。

アルパカカットは、プードルの毛質を利用したカットになります。

基本的にはトイプードルしか挑戦することはできませんが、ミックス犬であるならアルパカカットにできる可能性があるのです。

アルパカカットは、顔をきれいに刈り上げ、耳もすっきりするのが特徴的。

ラムクリップのような顔になるので、今まであまり顔を刈り上げたことがない方も驚くかもしれません。

ちょうど眉間あたりのラインから頬あたりまでを刈り込み、羊のような見た目になります。

また、耳もアルパカに近づけるために、ツルツルになるほど短くするのが特徴です。

体は全体的にフワフワするほど長さを残すため、寒い時期でもワンちゃんが寒い思いをすることはないでしょう。

足首あたりからきれいに刈り込んで、指先がしっかり出てきます。

お散歩時にも歩行が楽になり、自宅のカーペットなどでもすべりにくくなりますね。

もちろんあくまで基本の形であるため、飼い主さんの好み、ワンちゃんのすごしやすさを重視して変化させることも可能です。

耳は通常より長く残す、体をもう少し短くするなど、個体ごとの特徴を活かすこともできます。

アルパカカットにするということは、必ずしも短くしなければならないというルールはありません。

アルパカカットの特徴を活かすためには、なるべく複数のプードルを同じヘアースタイルにすることをおすすめします。

多頭飼いの方が複数のプードルを同じスタイルにすることで、まるでアルパカの群れを飼っているような雰囲気を出すこともできるのです。

1頭でもかわいらしいワンちゃんが、複数同じスタイルにすることで相乗効果を得られる可能性があります。

もし現在のヘアースタイルに少し飽きてしまったというときは、一度アルパカカットを試してみてはいかがでしょうか。

顔がはっきり出るため、今まで見られなかったご自宅のワンちゃんの素顔をしっかり見ることができるはずです。

ただし、あまり肌の弱い子が挑戦すると、バリカン負けをしてしまうことがあるおそれがあります。

アルパカカットに挑戦する前は、ご自宅のワンちゃんの肌の状態をしっかり把握してからお願いするようにしましょう。

適切に健康を維持したうえで行えば、肌へのダメージも少なくなり、ワンちゃん、飼い主さんともに安心できるはずです。

今までと一味違ったアルパカカットにすれば、強いインパクトがあり、新鮮な雰囲気を味わえますね。