他の犬種に寄せる!?犬のヘアースタイルの考え方

ご自宅で犬を飼っている方のなかで、どのようなヘアースタイルにすればいいのか、お悩みだと思います。

犬の毛は、人間と同じように個体差があるのです。毛が硬い、量が多い、すぐ伸びるなど様々に変化します。

最適なヘアースタイルを決めるときは、そういった点を踏まえて考えることが大切です。

短毛犬種の子は、自由にカットをして髪型を変えることはできませんが、長毛犬種であるなら、様々なヘアースタイルに挑戦することができますね。

トリミングの技術も進化し、色んな選択をすることが可能です。

たとえばトイプードルなど、多種多様なヘアースタイルにカットできる犬種は、その子の持つ魅力を存分に引き立つことが重要になります。

定番のカットをしても、なかなかしっくりこないときもありますし、個性的なものも似合わない。

ただ自分の好みに決めるだけでは、最良なスタイルを完成させることが難しいでしょう。

その際は、ご自宅で飼っているワンちゃんが、どのような特徴をもっているのかを観察してるのが有効です。

耳はどのくらい長いのか、目の大きさ、足の長さなど全体を見てみましょう。

そういったことを踏まえ、トリミングサロンなどでプロのアドバイスをもらいながら決めることが大事です。

頭のボリュームが大きすぎて体とのバランスが悪くなるのもいけません。

また、短くカットしすぎると、本来の魅力を損なう子も存在するため注意が必要です。

特定の犬種を飼っている場合は、最初にどのような毛質の子でも似合うスタイルにカットするのもいいでしょう。

まずはスタンダードなヘアースタイルに仕上げ、そこからワンちゃんに似合う最適なヘアースタイルを考えるのも選択肢の一つです。

また、ミックス犬を飼っている方は毛質に注視しなければなりません。

たとえばプードルとチワワのミックス犬であった場合、どちらの犬種に近いのかを把握して決める必要があります。

プードルに近いようなら、通常のトイプードルと同じようなヘアースタイルに挑戦することができるはずです。

しかし、チワワの毛質に近いのであるなら、あまりフワフワ感のあるスタイルを作ることは困難になります。

ミックス犬の場合は、正しい知識がないと判断が難しい傾向があるので、なるべく多くの犬に触れてきたトリミングサロンに相談するのが懸命かもしれません。

犬のヘアーカタログを見ても、本当に自分の家の子に近いかどうかを判断する必要があります。

深く考えずに注文しても、サロンによっては断られてしまうおそれもあるのです。

犬のヘアースタイルを決めるときは、飼い主さんの希望だけではなく、ワンちゃんの持つ個性をしっかり見極めてあげることが重要になります。

そうすれば、自然と最適なスタイルが見えてくるはずです。

うまく自分がプロデュースしてあげることで、多くの人にかわいがってもらえるワンちゃんになるでしょう。

カットをした後は、できるだけかわいさが持続するように、こまめに手入れしてあげることも必要です。