犬の個性を引き出す!アシンメトリーカットとは?

わざと左右のバランスを非対称にするアシンメトリーヘアは、人間でも好んでいる方がいるでしょう。

この髪型は、毛の長い犬なら真似ることができるのです。

おしゃれ感を強調し、ワンランク上のヘアースタイルに仕上げられる可能性があります。

犬のアシンメトリーカットは、トイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズなど頭の毛が長く伸びる犬種で挑戦することが可能です。

基本的なやり方としては、片側のおでこから耳の上にかけて短く刈り込む方法とされています。

長短をくっきりと見せることで、メリハリがありシャープな印象に。

甘く差をつければ、どこか優しさを感じさせるヘアースタイルとなるでしょう。

おでこの上の毛は、あまり長すぎると目に入り、生活に支障が出てしまうおそれがあるため少しカットすることもあります。

はっきりアシンメトリーカットだと認識してもらうためには、ある程度トップの毛が長く伸びていることが重要です。

短いと、「カットに失敗してしまったのでは?」という印象を与えてしまうこともあるため注意しましょう。

アシンメトリーカットは、そのままのスタイルでも十分おしゃれですが、アレンジをすることでさらにかわいく、個性的なスタイルに仕上げることができます。

そのためには、リボンやエクステンションなどの装飾品を活用するのが有効です。

短い部分にさり気なく色違いの毛をプラスする、長い部分をさらに強調するために付けるなど、変幻自在に楽しむことができるでしょう。

また、体とのバランスを見て、トータル的なスタイルを作り出すという手法もあるのです。

足をフワフワにして、頭はシャープに。体は足と頭を強調するよう短く刈り込めば、よりおしゃれ感を強調することもできます。

ただし、サインメトリーカットは毛をサラサラな状態にしてトリミングを行うことが重要です。

もしカット前に毛がもつれていると、上手くヘアーが決まらないおそれがあるので気をつける必要があります。

丸い顔をしたワンちゃんもとてもかわいらしいですが、もし少し変化を加えたい、おしゃれなヘアースタイルに挑戦したいという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ワンちゃんによっては、毛の流れにクセがあり毛を流すのが難しいかもしれません。

しかし、三つ編みにする、飾り毛を付けるなどして、欠点をカバーできる可能性もあるのです。

トリミングサロンによっては、できないこともあるため、お願いするときは事前に相談してから行くのがいいでしょう。

完成した後は、こまめに手入れしてあげることも大切です。

ワンちゃんが頭を掻いたり寝転がったときに乱れてしまう心配もあります。

いつでも素敵な状態が保てるように、散歩のときはゴムで結ぶなどして対策をすることも必要なのです。

おしゃれ感をしっかり保つことができれば、近所でも人気のワンちゃんとして、視線を集めるでしょう。

もしご自宅のワンちゃんの毛が伸びたら、一度アシンメトリーカットでおしゃれに挑戦してみるのもいいですね。