細かい部分を工夫!ワンちゃんが汚れないスタイルの考え方

どれだけワンちゃんをおしゃれにカットしても、普段生活していると汚れてしまい、キープができないこともありますよね。

ごはんで口周りが汚れてしまう、散歩で足が汚れてしまうなど、様々な悩みがあると思います。

その際には、少しカットを工夫して汚れにくいスタイルを優先的に考えることが大切です。

汚れをそのままにしておくと、固まってしまい大きな毛玉となってしまうおそれがあります。

ワンちゃんのヘアースタイルを決めるポイントは、普段の生活とのバランスを取ることなのです。

たとえば、ごはんですぐに汚れてしまうのなら、口周りをあらかじめ短くカットし、ごはんがつかないように工夫するのも一つの手段と言えます。

個体差があり、上手く食べることができないワンちゃんもいるのです。

また、散歩が好きで茂みや泥道などに積極的に入っていく子もいます。そういった子におしゃれなカットをしても、なかなかキープできず早めに乱れてしまうかもしれません。

足回りを短くして、汚れ内容に工夫するのも大事です。しかし、どうしても長く毛を残したいと希望している方もいるでしょう。

その場合は、足先だけを短くカットするのも効果的です。

足先だけを短くし、周りの毛で上手く隠すことができればおしゃれさも兼ね備えることもできます。

また、しつけをして食べ方などを改善するのも有効な手段です。

食べ方が汚いのであるなら、ご自分で徹底的に始動、またはプロに助けてもらいしっかりしつけてもらいましょう。

ただし、どれだけ工夫しても最終的に重要になってくるのは、手入れです。

食べたらすぐ吹く、散歩から帰ったら足を洗ってブラッシングするなど、飼い主さん自身で適切に面倒を見ることも重要になります。

とくに長毛犬種は、カットの自由度が高い反面毛が絡んでしまう懸念があるのです。

伸び放題のまま放置していると、毛玉が発生してしまうおそれがあります。

毛玉を除去するためには、丁寧にブラシでほどくか、根本から毛玉ごとカットしなければなりません。

無理やり引っ張ってしまうと、ワンちゃんも痛い想いをしてしまいますので注意しましょう。

繰り返していると、トリミング自体が嫌いになりサロンでも暴れる性格となるケースもあります。

毛玉が体中にあると、コームが通らずカットの仕上がりに悪影響を与えてしまうことがあるのです。

結果的に満足できないヘアースタイルに仕上がるおそれがあり、ワンちゃんのかわいらしさを引き出すことも難しいでしょう。

犬も、それぞれ骨格や毛質、性格も変化します。

ワンちゃんのヘアースタイルは、飼い主さんの好みであることもとても大事です。しかし、普段の生活に支障が出てしまうと、かわいらしさを保つことが困難になります。

普段汚れないようにするためには、短くカットする、しつけを行い性格改善をはかる、こまめに手入れするということがポイントです。

ご自宅のワンちゃんにとって、どのようなカットが最適なのかをしっかり考えましょう。